鉄分が豊富なお茶12種類を挙げてみた

お茶は貧血には悪い…。これは定説ですが、なかには鉄分を多く含んでいるお茶もあります。

多くのお茶はタンニンが含まれいます。そのためお茶を飲むことは、鉄分の吸収を阻害するというデメリットがあります。

しかし、鉄分も含まれているお茶であれば、デメリットをメリットで相殺できる可能性もあるので、鉄分が豊富なお茶を試してみること自体には意義があると思います。貧血だから、お茶は何ひとつ飲んではならない!なんて辛いですよね。

お茶にはいろいろ種類があります。鉄分が多いけれど、鉄分を阻害するタンニンも多いお茶もあれば、逆に、貧血にメリットしかないお茶もあります。貧血に悪影響なお茶飲んでも平気なお茶飲めば貧血対策を期待できるお茶、があるのです。

ハーブティーなど、鉄分が豊富なお茶のイメージ

このページでは、それらの「鉄分が豊富なお茶」を12種類、解説付きで紹介していきます。

紹介するお茶は以下のとおり

・甜茶
・マテ茶
・桑の葉茶
・杜仲茶
・とうもろこしのひげ茶orコーン茶
・ごぼう茶
・ねじめびわ茶
・たんぽぽ茶
・ルイボスティー
・ローズヒップティー
・ネトルティー
・ラズベリーリーフティー

それでは、参ります!量が多いので前半、後半に分けましょうか。

前編 鉄分が豊富なお茶

前編は、甜茶、マテ茶、桑の葉茶、杜仲茶、とうもろこしのひげ茶orコーン茶、ごぼう茶を紹介します。前編・後編の違いは特に無いです。笑

前編でおすすめなのは桑の葉茶、とうもろこしのひげorコーン茶ですかね…。まあ、人それぞれに合ったものを選ぶのが一番良いと思います。結構、これらのお茶は個性的なので、みなさんのそれぞれの悩みにマッチした効果を持っていることが多いです。

甜茶

甜茶は、バラ科の植物を使った中国茶です。「甜」というのは、甘いという意味なのですが、このお茶本当に甘いです。飲んだことがある方はご存知かもしれませんね。

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鉄分の量は飛び抜けて多い、というわけではありませんが、鉄分をはじめとして様々なミネラルが豊富です。カリウム、マグネシウム、亜鉛、カルシウムなど。タンニンは含まれていますので、鉄分の吸収は悪いです。ノンカフェイン。

花粉などのアレルギー性の鼻炎に効果があるという俗説があり、春頃になると急にみんな飲みます。実際の効果は人それぞれですが、花粉症の方は試してみても良いかもしれません。

マテ茶

マテ茶は、世界三大嗜好飲料として、紅茶・コーヒーと肩を並べるツワモノです。

マテ茶

食物繊維とミネラルが非常に豊富で、その二つ名を「飲むサラダ」と言います。かっこいいですね。鉄分も非常に豊富に含まれており、このページで紹介するお茶の中でも飛び抜けた含有量です。南米の土地はミネラルが豊富ですからね。

しかし、いいことばかりはありません。マテ茶はタンニンも抜群に多く、さらにはカフェインに似た「マテイン」という成分も多い。健康効果も賑やかされていますが、あくまで嗜好品、という捉え方が良いと思います。さっぱりして美味しいですよね。

桑の葉茶

桑の葉茶は健康茶として有名です。便秘やダイエット、糖尿病予防などの効果があるそうです。鉄分も豊富で、ノンカフェイン。ビタミンCも入っています。

桑の画像

さらに、信じがたいことにタンニンも含まれていないといいます。植物の葉を使っている以上、一切含んでいないということは実際ありえないことだと思うので、全く含んでいないわけでは無いと思いますが、かなり少ないということだと思います。

杜仲茶

杜仲茶も健康茶として有名ですね。昔流行し、今はスーパーでも手軽に購入できます。杜仲はそもそも漢方の生薬で、健康効果はたくさんあります。鉄分をはじめとした数種のミネラルも豊富。そしてノンカフェインです。タンニンは含まれていますが、特別多くはありません。

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好みの問題ですが、良薬口に苦しと言いますか、筆者は味があまり好きではないです…。杜仲茶好きな方なごめんなさい…。

とうもろこしのひげ茶 or コーン茶

とうもろこしのひげ茶は、血糖値や月経前症候群に効果がある健康茶です。とうもろこしのひげ茶、あるいはコーン茶として韓国で人気なんだそうです。鉄分が豊富で、植物の葉ではないため、タンニンもカフェインもなし。これは素晴らしいですね。

とうもろこしの画像

とうもろこしのひげ茶とコーン茶の違いは、前者はとうもろこしのひげを使っていて、後者はとうもろこしの実を焙煎したものを使っているそうです。なので味も成分も違います。いずれも鉄が豊富、タンニン・カフェインが入っていません。

ごぼう茶

ごぼう茶は、例の黒くて細長い根菜、ごぼうのお茶です。こちらもやはり健康効果で注目されていて、なかでもむくみへの効果があると言われています。食物繊維が豊富なので便秘にも。

ごぼう

鉄分も豊富です。しかし、タンニンが含まれているかどうかは、様々な言説があり、はっきり言って不明…というところでしょうか。カフェインは含まれていません。「いや、普通にごぼう食べれば?」と思ってしまいがちですが、ごぼうは下処理大変ですからね。

後編 鉄分が豊富なお茶

さて、前編はいかがでしたでしょうか。自分にピッタリのお茶は見つかりましたか?見つからなくても安心してください。後編がありますよ。後編では、たんぽぽ茶とローズヒップティー、ネトルティーがおすすめです。

びわ茶

びわ茶も健康茶の一つです。杜仲茶などよりは有名ではありませんが、ひそかに健康効果に注目されています。ノンカフェインですが、タンニンはそこそこ含まれています。鉄分はもちろん、ミネラルが豊富です。

びわの写真

効能としては、がん予防効果や糖尿病予防効果があるとか。ガンは日本人の死因の主たるものですが、予防できるのは本当にすごい!びわの果実も甘くておいしいですよね。日本でも江戸時代から親しまれている植物です。

たんぽぽ茶

たんぽぽ茶ってなんだ!?と初めて聞いた方はびっくりすると思いますが、誰もが知っているあのたんぽぽの根や茎、葉を使ったお茶です。ノンカフェインで、タンニンも含まれてはいますがその量はわずか。鉄分に加えてビタミンも入っており、貧血に悪影響を与えるリスクはかなり低いと考えられます。

たんぽぽの写真

ホルモンバランスを整える効果があり、妊婦さんに人気です。たんぽぽ茶とは別に、たんぽぽコーヒーというものがあり、こちらもノンカフェインで、コーヒーの代用として人気です。ただし、たんぽぽコーヒーは原料がたんぽぽの根を煎ったものなので、ビタミンが入っておらず鉄分も酸化してしまいます。

ルイボスティー

ルイボスティーはアフリカ原産のハーブティの一種です。アフリカ大陸の最南の地帯でしか育たない植物で、その地方の原住民は古くから薬草として使っていたと言われています。アフリカの鉱物豊富な土壌で育つため、鉄分をはじめとしたミネラルがたっぷり含まれています。ノンカフェインですが、少ない量ですがタンニンは含んでいます。

ハーブティーのイメージ

とにかく水色が美しいです。赤みがあっておしゃれだし、さっぱりした味です。おいしいかどうかは人によると思いますが、飲みやすいお茶だと思います。抗酸化作用が高いことで健康茶としても有名。

ローズヒップティー

ローズヒップティーは、美容界のハーブティーの女王とも言うべきお茶かもしれません。美肌、美白効果、ホルモンバランスの調整、など、女性に嬉しい効果がたくさんあります。ノンカフェインでタンニンもわずかな量しか含んでいません。それでいてビタミンCが非常に多く、鉄分も申し分のない量含まれています

ローズヒップティー

ただし、ローズヒップティーを選ぶ際には注意が必要で、スーパーで売っているローズヒップティーはなぜか100%ローズヒップではなく、ハイビスカスとブレンドされています。ハイビスカスは酸っぱくてちょっと飲みにくいので、酸っぱいのが苦手な方は純粋なローズヒップティーを探す必要があります。

ネトルティー

ネトルティーもハーブティーの一種。実は、このページで紹介しているお茶のなかでも一番おすすめなのがこのネトルティーです。ネトルには「造血作用」があると言われており、貧血防止に役立つとされています。

ネトルの葉の画像

鉄分も含まれており、ノンカフェインで、タンニンは含まれているものの量は多くありません。ビタミンも含んでいます。味も緑茶のようなさっぱり系で、日本人には飲みやすいのではないでしょうか。

ラズベリーリーフティー

ラズベリーリーフティーもハーブティーです。ヨーロッパキイチゴというイチゴの仲間の葉を使ったお茶で、安産に効く、といわれたり、月経前症候群(生理痛)に効く、などといわれています。鉄分に加え、ビタミンも豊富。ただし、タンニンも多く含まれています。

ラズベリーリーフの写真

ちょっと貧血対策には惜しいですね。鉄分ビタミンが豊富なのにタンニンも多いとプラマイゼロでむしろマイナス?と不安です。また、安産や月経前症候群への効能も医学的根拠は乏しいようで…といったところです。

試しながらお茶を楽しむしかない!

さて、このページでは12種類の鉄分が豊富に含まれているお茶を紹介しました。

「鉄分が豊富なお茶」と一言で言っても、貧血に効くと考えられるものもあれば、そうでないものもありましたね。解説にいろいろ書きましたが、貧血への影響がどうでるかは、結局、実際に飲んで確かめるしかないというのが事実です。

お茶による貧血対策で実際に使えそうなのはネトルティー>桑の葉茶>とうもろこしのひげ茶、ぐらいでしょうか。そのほかのものは、タンニンによる鉄分阻害を、鉄分の含有量で相殺できるかできないか、という認識が正しいと思います。

相殺できれば、飲んでも平気!ということなのでお茶を楽しめます。日本人が普段、嗜好飲料として飲むのは緑茶や紅茶、ウーロン茶などのお茶ですが、残念ながらこれらは貧血にあまり良くない…。これらの代わりとなるお茶が見つかるだけでも大成功ではないでしょうか。

(また長過ぎるページを書いてしまったけど、これできれいにまとまったかな…?)

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