貧血対策に!鉄分の多い飲み物は?

貧血で落ち込む人

貧血ってつらいですよね。

身に覚えのないフラフラ感、立ちくらみ、時にはめまい…。

原因は、多くの場合、鉄分不足です。なので解決方法としては、鉄分をたくさん摂取することといえます。この記事では、鉄分を多く含む飲み物について解説したいと思います。

飲み物を飲むだけでつらい貧血に対処できたら、毎日がずっと楽になるはずです!

※このページの文章は少し長いですが、きっとお役に立てると思うので、お時間のあるときにどうぞお読みください。

鉄分の含有量×吸収効率の高さで選ぶ!  

貧血対策の飲み物を選ぶ際に重要なポイントとなるのは、

1.鉄分がどのくらいの量、含まれているのか?

2.鉄分は吸収しやすいのか?

以上の2点です。では、それぞれについて解説していきましょう。

まず、1.鉄分がどのくらいの量、含まれているのか?というのは、その飲み物に含まれている鉄分の量の問題です。1mlあたりどのくらい鉄分が入っているか、ということですね。

貧血で悩んでいる方は、様々な理由で鉄分が足りていません。食事の偏りだったり、排泄のバランスだったり。女性の場合は、生理や妊娠、授乳などがその原因だったりします。

貧血は、「血が貧しい」と書きますが、実際に足りないと言うべきなのは血ではなく、鉄分です。鉄分は、酸素を体中に運ぶ役割を持ちます。酸素と結合し、血液中を流れることで、体中の細胞に酸素を供給しているのです。

貧血でフラフラするのは、脳が一時的に酸欠になるから。それは鉄分の不足によって起きています。つまり、貧血の人の場合、より多くの鉄分を取ることが重要なのです。当たり前といえば当たり前なんですけれどね。

貧血対策の飲み物を選ぶならば、より手軽に、より多くの鉄分を得ることができる飲み物がよいでしょう。

では次、2.鉄分は吸収しやすいのか?という問題です。これは、貧血対策に飲もうと思っている飲み物、その飲み物に含まれている鉄分は、吸収しやすいものなのか、そうでないか、という意味です。少し複雑でわかりにくいですね。より詳しくみてみましょう。

鉄分の吸収力を高める「ビタミンC」と「リンゴ酸」

鉄分は、体内で作ることのできない物質です。食べ物や飲み物からの摂取で体内に取り込みます。

その際、小腸にて食べ物や飲み物の消化・吸収が行われることになります。小腸が、食品に含まれる栄養素を取り出す作業です。食べたもの、飲んだものは、すべてが100%体内に吸収されるわけではありません。それには吸収効率が関わっています。

食べ物、飲み物に含まれている鉄分を、どれだけ身体に吸収できるかという問題です。

例えば、「100」の鉄分を口に入れたとします。しかし、実際に体に取り込まれるのはそのうちの「20」に過ぎないかもしれませんし、あるいは「90」かもしれません。どうせ鉄分豊富な飲み物を飲むならば、できるだけ100に近い、効率的な鉄分補給をしたいですよね。

レモンやリンゴなどの果物写真

その際に注目すべきなのは、鉄分とともに含まれている成分です。例えば、ビタミンCは、鉄分と一緒に摂ることで、鉄分の吸収力を高めます。ビタミンCと鉄分が含まれている飲み物は、ただ単に鉄分が豊富なだけの飲み物よりも、鉄分を補給しやすいのです。

また、クエン酸やリンゴ酸などの果物の成分も、鉄分の吸収効率を高めてくれます。キレート作用という言葉はご存知でしょうか。これは、クエン酸やリンゴ酸が、鉄分を吸収しやすい形に包み込むという作用のことです。これを利用すれば、鉄分はグンと摂りやすくなると言われています。

吸収力の高い「ヘム鉄」とそうでもない「非ヘム鉄」

実は、鉄分には大きく分けて2種類あります。「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」です。

ヘム鉄は、非ヘム鉄に比べて約2倍ほど吸収しやすい鉄分です。2倍ですよ!かなり大きな差ですよね。

ヘム鉄…動物性の鉄分。レバーやカツオなど、魚や肉に含まれる。

非ヘム鉄…植物性の鉄分。ほうれん草、小松菜など、野菜に含まれる。

できるならば、非ヘム鉄よりは、ヘム鉄の鉄分を摂取したほうが効率的です。

とはいえ、ヘム鉄はなかなか摂りづらいのも事実。レバーは苦手な方も多いですし、お肉ばかり食べるのも不健康。また貧血対策の”飲み物”となると、植物由来の飲み物に限られてきます。(動物由来の飲み物ってなかなかないですよね。牛乳ぐらいでしょうか。)

飲み物で貧血対策を考えている場合は、ヘム鉄は諦めざるを得ないのが現状というところです。

しかし、ヘム鉄を摂れなくても落ち込むことはありません。植物性の飲み物で貧血対策をすることは、同時に上で述べた「ビタミンC」や「リンゴ酸」の効果の恩恵を得ることができます。加えて、健康のためにも美容のためにも、野菜由来のビタミンやミネラルをバランスよく補給することは非常に重要です。

また、ヘム鉄は、メリットばかりではありません。吸収しやすさは素晴らしいですが、妊婦さんは避けるべき物質でもあります。(ヘム鉄を摂ろうと動物性食品を食べ過ぎるとビタミンAの過剰になり、胎児に奇形や先天異常を及ぼす可能性があります。)

「鉄分いっぱい!」かつ「吸収助ける成分いっぱい!」な飲み物を飲むべし

少し遠回りをしましたが、私たちが飲むべき飲み物の条件が明確になりました。

それは、

1.鉄分がたくさん入っている!

2.鉄分の吸収を助ける成分「ビタミンC」「リンゴ酸」も入ってる!

この2点にしぼられます。

では、こうした条件をそなえた飲み物にはどんなものがあるでしょう?

以下からは、貧血対策のシチュエーションに合わせた具体的な飲み物を紹介していきます。

いきなりフラッとしたときに!応急処置的に飲むべきもの

例えば、仕事や学校などでの外出時、いきなりめまいやフラつきにおそわれた!

そういった場合、緊急の対策が必要です。理想をいえば安静にすべきですが、そうもいきません。ただちに鉄分を補給する必要があります。

こうした緊急時には、応急処置としてコンビニの鉄分飲料がおすすめです。

コンビニには、一本100円~で買うことができる鉄分補給系の飲み物が売っています。

「鉄分」と書いてあると思うのでわかりやすいです。栄養ドリンクや野菜ジュースなどにこのような商品が多いですね。

コンビニで買える鉄分補給系の飲み物一覧表

コンビニには以下のような鉄分補給系の飲み物が売っています。鉄分の含有量の多い順に並べてみました。単純に上から選んでみてもいいですし、それぞれの特徴を「備考欄」にメモしておいたので、ご自分に合いそうなものを選んでみるのも良いと思います。

  商品名 鉄分含有量 備考
434489_pc  ナチュラルローソン1日分の鉄分が摂れるトリプルベリーミックス 10.5mg  果汁45%
 535037l[1] プルーンFe 1日分の鉄分 のむヨーグルト 7.5mg  赤血球の形成を助けるビタミンB1配合
 package[1] チョコラBB Feチャージ 4mg プルーン味が飲みやすい
 4987306007185[1] アルフェ ネオ 3.5mg  [推奨量]-[摂取量]=4mg
 jelly03_350 ウイダーinゼリーマルチミネラル 2.5mg  クエン酸配合(鉄分吸収を助ける)
 item_272997_l[1] PLUSSY1000 おいしい鉄分(オレンジ味) 1.6mg  1000mgのビタミンC配合(鉄分吸収を助ける)
 51ooJyPyurL._SY355_[1] 栄養強化型 1日分の野菜 1.57mg  
 71uNUHvu2eL._SL1280_[1] カゴメ 野菜一日これ一本超濃縮鉄分 0.8〜2.5mg  ほうれん草由来の鉄分
 product_img_01 フルッタアサイーシリーズアサイーエナジー® オリジナル 0.8mg  

でも、実はすぐに効くわけではない

コンビニで手軽に買うことができるこれらの鉄分補給系飲料は、確かに便利ですが、注意点もあります。それは、飲んでもすぐにめまいやフラつきがおさまるわけではないということです。

鉄分は小腸から吸収されます。飲んだらすぐに小腸に届き、吸収されればよいのですが、私達の体はそこまで便利ではないようです。即効性はありません。あくまで、緊急時の対策としてとらえてください。

やはり、貧血の症状が出てから対策するのでは遅いといえます。

日頃からの対策を練る必要があるでしょう。

未然に予防!根本的な貧血対策として飲むべきもの

以上の鉄分補給系の飲み物は、応急処置としては非常に便利ですが、本来であれば、普段からの対策で突然の症状を防ぎたいですよね。

ここからは、突然のめまいやフラつきといった症状を事前に防ぐための対策として、おすすめの飲み物を紹介したいと思います。

鉄分・ビタミンC・リンゴ酸 すべて最高レベルなサジージュース

貧血対策として最も効率的で便利なのは、サジージュースです。

上で述べた

1.鉄分がたくさん入っている!

2.鉄分の吸収を助ける成分「ビタミンC」「リンゴ酸」も入ってる!

という条件もピッタリ満たしています。そして特筆すべきなのはその鉄分含有量で、サジーにはプルーンの約37.5倍の鉄分が含まれています。

サジーの果実

サジージュースとは、サジーという果実を使った飲み物のことです。ビタミンCはレモンの約9倍、リンゴ酸はりんごの約8.3倍と、非常に栄養価の高い果実です。鉄分の量もその吸収を助ける成分の量も抜群に高く、貧血対策の飲み物としては文句なしです。

普段から飲むようにしておけば、突然の鉄分不足を回避することができるでしょう。飲み続けるのにはお金がかかりますが、危ない!というときにコンビニで買うコストよりも、トータルで考えたら安くつきます。

なにより、「サジージュースがあれば大丈夫!」というような対策としての安心感が大きいです。

人気のアサイージュース!

アサイージュースも、普段から鉄分補給しておくための飲み物として適しています。

1.鉄分がたくさん入っている!

2.鉄分の吸収を助ける成分「ビタミンC」「リンゴ酸」も入ってる!

の条件は、半分満たしています。というのは、アサイーには鉄分がプルーンの約10倍と豊富であり、南国の果実なのでビタミンCも含まれているのですが、リンゴ酸やクエン酸などキレート効果を促す成分は確認できていないそうです。

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とはいえ、鉄分の量も十分ですし、ビタミンCも含まれているので、対策としては機能するといえるでしょう。

南部鉄瓶で沸かした白湯!

みなさんは白湯、飲みますか?白湯はその健康効果や美容効果で、注目されています。ただの沸かした水に過ぎないのになんでだろうと思ってしまいますが、貧血対策においては、白湯も効果的です。南部鉄瓶で沸かした白湯には、鉄分が含まれています。

南部鉄瓶は、江戸時代に岩手県で作られていたいわゆるヤカンのようなものです。南部鉄瓶の鉄は、二価鉄という非常に溶けやすいもので、沸かしたお湯には鉄分が溶け出しています。

南部鉄瓶の画像

もちろん、その溶け出す鉄分というのは、ごくごく微量です。たくさん溶け出てしまったら、いつの間にか鉄瓶そのものが無くなってしまいますね(笑)言うまでもなくビタミンCもリンゴ酸も含まれていません。

普段の貧血対策として南部鉄瓶だけを頼りにするのは、はっきり言って不安です。しかし、栄養バランスの取れた望ましい食生活に加えて、補助的に南部鉄瓶の白湯を飲むというのであれば、貧血対策の飲み物として有効であるといえます。

飲み物による鉄分補給でゆとりのある毎日を!

さて、貧血対策に最適な飲み物はなんだろう?というテーマでお送りしてきましたが、「飲み物」で貧血対策というのは、とても合理的な選択だと思います。

飲むだけなら手軽ですし、毎日続けられます。食べ物だと、料理する手間もあるし、毎日家で料理できるとは限りません。また、同じ食べ物ばかり食べるのは精神的にも苦痛だし、栄養も偏ります。「手軽さ」が続けるためのキーポイントなんです。

飲んで貧血を解消

その点、飲み物は毎日同じものを飲んでも、栄養バランスが大きく崩れるわけでもないし、食べ物よりも飽きが来にくいです。

サジージュースは本当におすすめです。濃ゆいので、1日30mlぐらい飲めば、充分に鉄分を補給できます。ちょっとずつなので飲むことを忘れさえしなければ、っていう感じですね。

長い文章でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

普段からの鉄分補給で、余裕のある暮らしをしましょう!

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